2026-09-20
大手4社が「AI減速の裏取引」か 米で反トラスト訴訟が提起される
米国で2026年9月19日、Anthropic、OpenAI、SpaceXAI、Googleの4社が「AI開発の減速」で違法な協定を結んだとする新たな訴訟が提起されました。訴状によると、これらの企業は、次世代のフロンティアモデル(最先端の大規模AI)の公開時期や開発ペースを足並みそろえて遅らせることで、市場支配力を維持し、中小の競合やオープンソース陣営の台頭を妨げたとされています。これは、価格カルテルではなく「イノベーションのスピード」を巡る共同行為が反トラスト法(独占禁止法)違反に当たるかを問う、珍しいケースです。
原告側は、各社トップが安全性を理由に「開発の一時停止」や「協調的な減速」を公に主張してきた一方で、その裏で事業上の利益を図る合意があったと主張。被告企業は現時点で詳細なコメントを避けています。生成AIの安全懸念と競争政策が複雑に絡み合う中、「どこまでの協調が合法な安全対策で、どこからが違法な談合なのか」という線引きが、今回の訴訟を通じて改めて問われることになります。
元記事: Lawsuit says Anthropic, OpenAI, SpaceXAI and Google made illegal agreement on AI slowdown