2026-09-18
軽量LLM「Bonsai 2 27B」登場 Qwen系ベースでオープンソース&省電力を訴求
米スタートアップPrismML(プリズムエムエル)は9月17日、新しい大規模言語モデル「Bonsai 2 27B」を発表しました。モデル規模は約270億パラメータで、中国アリババ系のQwen 3.8 27Bアーキテクチャをベースにした派生モデルですが、推論(生成時の計算)を大幅に効率化した点が特徴です。
同社は、Bonsai 2 27Bを「Ternary(3値表現)モデル」として最適化したと説明しています。これは、通常のFP16やFP8といった数値表現よりもさらにビット数を減らし、性能をあまり落とさずに消費電力とメモリ使用量を抑える技術です。その結果、中〜大型GPUクラスタはもちろん、ハイエンドPCやオンプレミス環境でも、より扱いやすいモデルになるとしています。
モデルはApache 2.0ライセンスのオープンソースとして無償提供され、研究者や企業が自由に改変・商用利用できる点も重要です。一方で、基盤となるQwen系列モデルと同様、多言語対応や各種ベンチマークでの性能は競合の中堅クラスに位置づけられ、巨大フロンティアモデルの代替というより、「自社運用しやすい実務向けモデル」として中小企業や開発者コミュニティへの普及が期待されています。
元記事: PrismML Launches Bonsai 2 27B, Its Most Capable Model Yet