2026-09-17
メタのザッカーバーグ、AI減速の「協調スローダウン」に距離 各社が安全性巡り分裂
米メタ(Meta)のマーク・ザッカーバーグCEOは9月16日、先端AI開発を「協調して減速」させるべきだとする他社トップの提案について、距離を置く姿勢を示しました。これは、Anthropic(アンソロピック)のダリオ・アモデイCEOが提唱した開発スローダウン案に対し、OpenAIのサム・アルトマン氏やイーロン・マスク氏らが支持を表明する一方で、メタは各社がそれぞれ責任を持って安全性を確保すべきだと主張した格好です。
ザッカーバーグ氏はSNSへの投稿で、「AIの安全確保は各企業の責任であり、業界全体で足並みをそろえて開発を遅らせるべきだとは考えていない」と強調。過度な足並み揃えは事実上のカルテル(企業連合)とみなされ、競争やイノベーションを損なう懸念も示唆しました。一方で、危険な使い方を防ぐための業界標準づくりや、政府による規制の役割は認めており、どこまでを「協調」と見なすかが新たな論点となっています。AI減速を求める声と、競争を優先する立場の対立は、今後の国際的なAIルール形成にも影響を与えそうです。
元記事: Zuckerberg distances Meta from calls for a coordinated approach on an AI slowdown