2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-09-12

IBMとNASA、月探査向けオープンソースAIモデルを公開 「ルナ・ファウンデーションモデル」とは

IBMと米航空宇宙局NASAは2026年9月10日、月面探査や資源調査を支援するためのAIモデル「NASA‑IBM Lunar Foundation Model(ルナ・ファウンデーションモデル)」をオープンソースとして公開した。このモデルは、月の地形画像や観測データを大量に学習した「ファウンデーションモデル(基盤モデル)」で、研究者や企業が自前で一からAIを作らなくても、高度な分析や予測を行えるのが特徴だ。

発表によると、モデルはクレーターや岩石の分布解析、着陸候補地の評価、将来の有人基地建設に向けた資源マッピングなどへの活用が想定されている。学習済みモデルとコードは一般に公開され、大学や新興企業(スタートアップ)も無償で利用できるため、「宇宙AI」の民主化が進む可能性がある。

背景には、米国や民間企業による月面活動の本格化がある。探査計画が増える一方で、限られた観測データをどう効率よく活用するかが課題となっており、AIによる自動解析への期待が高まっている。IBMとNASAは、今回のモデルが国際的な協力研究の土台となり、月だけでなく火星など他天体探査への応用も視野に入るとしている。

元記事: IBM and NASA Release Open-Source AI Model to Support Lunar Exploration