2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-08-25

AIデータセンター向け「超多波長レーザー」 Quintessentが4,000万ドル調達

AI向けデータセンターのインフラ強化を狙う光インタコネクト(光接続)企業Quintessentが、シリーズAラウンドで4,000万ドル(約60億円)を調達したと発表しました。同社は、サーバー間をつなぐ光ファイバーに送る光を生成する「コンブレーザー」と呼ばれる新型レーザー素子を開発しており、より多くの波長を安定して出力できることで、AIチップ同士を結ぶ帯域(データ量)や電力効率の向上を目指しています。

今回のラウンドはCycle Capitalが主導し、ゴールドマン・サックスやSusquehanna International Groupなど複数の投資家が参加。2024年のシードラウンド1,140万ドルに続く資金調達で、量産体制の構築と初製品のサンプリング(顧客向け提供)を加速するとしています。

AIクラスタでは、GPUなどの演算チップを膨大な本数の光ファイバーで結ぶ必要があり、そこに使われるレーザー素子の性能がボトルネックになり始めています。Quintessentは、従来の量子井戸(quantum well)構造ではなく、新しい量子ドットなどを用いた設計により、信頼性とコストの両面で優位性があると主張。ソフトウェア面のAI競争に対し、「光」を巡るハードウェア革新がどこまで追いつけるかが問われています。

元記事: Quintessent Raises $40 Million Series A and Begins Sampling First Product for AI Optical Interconnects