2026-08-21
世界モデル研究のVeeda AI、シードで9000万ドル調達 元NVIDIA研究者らが「物理を理解するAI」開発
カナダ出身の著名AI研究者Sanja Fidler氏らが率いるスタートアップVeeda AIが、世界モデルと呼ばれる次世代AIの研究開発向けに9000万ドル(約135億円)のシード資金を調達したと報じられました。世界モデルは、単なるテキストの統計ではなく、現実世界の物理法則や因果関係を内部でシミュレーションするAIアーキテクチャを指します。
報道によると、Veeda AIには複数の有力ベンチャーキャピタルが参加し、研究者主導のディープテック企業としては異例の大型シードラウンドとなりました。同社はロボティクスや自動運転、産業シミュレーションなど、複雑な物理環境を扱う分野への応用を想定しています。
現在主流の大規模言語モデル(LLM)は、言葉のパターンには強い一方で、現実世界の因果理解や長期的な予測には限界があると指摘されています。Veeda AIのような世界モデル系スタートアップへの大型投資は、「ポストLLM」時代を見据えたAI研究の方向性として、今後日本の研究機関や企業にも影響を与える可能性があります。
元記事: Sanja Fidler's world model startup Veeda AI raises $90M in seed funding - SiliconANGLE