2026-08-20
米ホワイトハウス、AIテスト新枠組みの詳細見えず 企業側は「事前審査」の線引き注視
米メディアの報道によると、ホワイトハウスは今月上旬、OpenAIやAnthropic(アンソロピック)など主要AI企業を招き、新たな「AIテスト枠組み」について協議しましたが、その後も具体的なルールやタイムラインは明らかになっていません。枠組みは、いわゆるフロンティアAI(最先端の大規模モデル)を政府が事前評価する仕組みとされますが、どの水準のモデルが対象になるのか、評価結果に法的拘束力を持たせるのかなど、核心部分は依然として不透明です。
報道では、ホワイトハウス内部でも安全性を重視する勢力と、イノベーション阻害を懸念する勢力の間で調整が難航していると伝えられています。また、企業側は「任意のテストプログラム」が事実上の認可制に変わるのではないかと懸念しており、すでに一部の最新モデルについて、政府との協議を経て公開範囲を絞り込んだ事例も出ていると指摘されています。
一方、連邦レベルの包括的AI法制は依然として議会で停滞しており、各省庁ごとのガイドラインや州法との整合性も課題です。ホワイトハウスのテスト枠組みがどこまで拘束力を持つのかは、近く公表されるとみられる詳細文書と、今後の大統領令・法案提出の動きがカギになりそうです。