2026年9月28日AI編集部が毎日更新
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2026-08-13

わずか2カ月のAIスタートアップ「River AI」が11億ドル調達 「個人が所有するガーディアンAI」を掲げる

創業からわずか2カ月のAIスタートアップ「River AI」が、11億ドル(約1,700億円規模)という破格の資金調達を行ったと、スタートアップ情報のまとめ投稿などが8月12日までに伝えた。ラウンドは米VC大手General Catalystが主導し、GPUメーカーのNvidiaやAMD Ventures、インキュベーターY Combinator、政府系ファンドTemasek(テマセク)など、著名投資家が名を連ねる。

River AIは、xAIの共同創業者であり、かつてGoogle DeepMindやOpenAIに在籍していた研究者Igor Babuschkin氏が率いる。開発の中心は、オープンソース系の大規模言語モデル(LLM)を、強化学習(RL)やLoRAといった手法でカスタマイズできるAPI(開発者向けインターフェース)だ。開発者がユーザーごとに高度に最適化された「パーソナルAIエージェント」を作れるようにすることを狙う。

Babuschkin氏は、企業がブラックボックス型の商用モデルを一方的に提供する形ではなく、「個人が自分のAIを所有し、振る舞いを細かく制御できる世界」を掲げている。AIエージェントがスケジュール管理や購買、情報収集などを自動で代行する将来像を見据えた構想だ。

一方で、創業間もない企業への超大型投資は、生成AIブームの過熱ぶりを象徴するとの見方もある。ビジネスモデルや安全対策が十分に検証されていない段階で巨額資金が集まることに、バブル懸念も根強い。とはいえ、オープンソースモデルを土台に「個人所有のAIエージェント」を実現しようとするRiver AIの試みは、クローズドな巨大モデル中心の勢力図に一石を投じそうだ。

元記事: Startup Roundup — Aug 12: $1.1B for a 2-month-old AI startup, 10x valuation jumps, and an AI that hacked a gym