2026-08-09
韓国Kakaoが最新大規模言語モデル「KoGPT‑X」公開 検索・メッセンジャーに本格統合へ
韓国IT大手Kakaoは2026年8月8日、同社として最大規模となる韓国語特化の大規模言語モデル(LLM)「KoGPT‑X」を発表した。LLMとは、ChatGPTのように文章生成や要約、対話などを行うAIの基盤モデルのことだ。既存の「KoGPT」シリーズを全面刷新し、パラメータ数と学習データ量を大幅に拡張したほか、韓国語と英語のバイリンガル対応を強化したと説明している。
Kakaoは、検索ポータル「Daum」やメッセンジャー「KakaoTalk」、音楽・地図など主要サービスへの段階的な統合計画を公表した。まずは開発者向けAPIとして提供し、年内に一般ユーザー向け機能として展開するという。特に、検索結果の要約回答やチャットボットによる生活サポート、ショッピング推薦などに活用する方針だ。
同社はまた、学習データの出典表示や有害表現フィルタリングなど、「安全性と透明性」を重視したガイドラインも同時に公開した。韓国ではNAVERなど国内大手も独自LLMを競っており、生成AIプラットフォームをめぐる競争が一段と激しくなりそうだ。