2026-08-06
米規制当局、医療AIを巡り「非公開協議」 産業界と安全性・支払いルールを協議
米国の連邦規制当局が、病院などで使われる**医療AI(Clinical AI)**の規制や保険償還ルールを巡り、企業や研究者、ロビイストを集めた「非公開会合」を開いたことが報じられました。医療AIとは、診断支援や画像解析、治療方針の提案などを行う人工知能システムを指し、高度な医療機器として扱われるケースが増えています。
会合には、大手テック企業やスタートアップ、著名VC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けた企業が参加し、どのような安全性評価が必要か、AIを使った医療行為に保険をどう適用するかなどが議論されたといいます。一方で、市民団体や患者団体の参加は限定的とされ、透明性の欠如を懸念する声も上がっています。
米国では、トランプ政権下で連邦レベルのAI政策枠組みが整備される一方、医療AIに特化した詳細なルール作りはまだ途上です。今回のような非公開協議が続けば、規制設計が業界寄りになり過ぎるとの批判が強まる可能性があります。今後、正式なパブリックコメントの場が設けられるかが注目されます。