2026-07-30
OpenAIとオラクルがAIクラウドで大型提携 自社GPUクラスタとマルチクラウド戦略を強化
生成AI大手OpenAIが、米オラクルとのクラウド提携を拡大していることが報じられました。オラクルは自社クラウド「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上にNVIDIA製GPUを大量に配備しており、OpenAIはマイクロソフトAzureに続く“第2の基盤”として活用する狙いとみられます。これにより、急増するChatGPTなどの推論需要に対応しつつ、学習用の大規模GPUクラスターもマルチクラウドで確保しやすくなります。
オラクル側にとっても、OpenAIとの連携強化はAIクラウド市場での存在感を高める好機です。同社は金融・製造・通信といった企業システム向けに強みを持ち、厳格なコンプライアンス要件を満たす「専用AIインフラ」を売りにしています。OpenAIのモデルをOCI上で利用しやすくすることで、既存の基幹システムと生成AIを組み合わせたソリューション展開を狙う構図です。
大手AI企業の間では、特定クラウドへの依存を避けるマルチクラウド戦略が広がっています。今回の提携拡大は、AIモデル開発が電力・GPU調達と表裏一体になりつつある現状を象徴する動きと言えるでしょう。
元記事: Oracle’s AI Bet Deepens With Expanded OpenAI Partnership