2026-07-22
英ロボット新興「Humanoid」、1.5億ドル超を調達 “物理AI”ブームでユニコーン入り
英国のロボティクス企業Humanoidが、シリーズAラウンドで1億5200万ドル(約240億円)を調達し、事後評価額13億5000万ドルのユニコーン企業となったと報じられました。Humanoidはその名の通り、人型ロボットにAIを組み合わせた「物理AI(physical AI)」を開発しており、製造業や物流倉庫などで人手不足解消や単純作業の自動化を狙います。
今回の大型調達は、テキストや画像を扱う生成AIだけでなく、ロボットに知能を宿らせる“現実世界対応型AI”への関心が投資家の間で高まっていることを示します。背景には、複雑な動きが求められる作業においても、最新のAIモデルと高性能センサーを組み合わせれば、人間と同等かそれ以上の精度と安全性を実現できるとの期待があります。
同社は、工場ラインでの部品ピッキングや荷物仕分けなど、比較的パターンが明確な業務から実装を進める計画です。今後はアメリカや欧州大陸のメーカーとの提携も視野に入れており、人型ロボットを前提にした工場設計や職場環境の見直しが、数年スパンで進む可能性もあります。