2026-07-17
中国、「AIエージェント」専用ルールが施行 企業に登録義務とリスク区分
AIガバナンスを専門に扱う団体AI Governance Instituteのまとめによれば、中国で「インテリジェントエージェント(AIエージェント)」向けの新たな規制が2026年7月15日に施行されました。AIエージェントとは、指示に応じて自律的に作業を進めるAIシステムの総称で、チャットボットや業務自動化ボット、マルチエージェントシステムなどが含まれます。
新ルールは、世界で初めてエージェント型AIだけを対象とした規制カテゴリーを設け、高リスク分野(金融、医療、公共サービスなど)で利用する場合には、当局への届出・登録を義務付けます。また、AIにどこまで意思決定を任せるかを3段階で区分し、人間が最終確認する「人間がループに入る」体制を求めています。
同時期に、米イリノイ州が外部AIベンダーに対する第三者安全監査を義務化するなど、各国・地域でエージェント型AIに特化したルール作りが進んでいます。企業側は、単にモデルを導入するだけでなく、「どのAIがどの権限で何をしているのか」を台帳管理し、監査可能な形で運用することが今後ますます重要になりそうです。
元記事: AI Governance Weekly - July 16, 2026: AI Governance Regulation & Policy Roundup